うつ病

当院に来られる方の中にも「実はうつ病です」という方が、
開業以来、少なくとも80人以上はいらっしゃいました。

特に東日本大震災以降は増えていることを実感しています。

初めから「うつ病」を何とかして下さいと言ってくる方は稀ですが、
うつの方は倦怠感や頭痛、不眠など、様々な身体症状を訴えて来院されます。

もし「うつ」と言われ、倦怠感や頭痛など、様々な身体症状でお困りでしたら、
当院の治療方針について書きましたので、じっくりお読み下さい。

 

とにかくやる気が起きません・・・

 ・体がだるくてつらいですし、頭痛もするし、集中力が全く出ません。
  心療内科でうつ病と診断されました。

 ・睡眠薬を飲まないと眠れなくて、仕事に対する意欲が出ずに困っています。

 ・母の死をきっかけに眠れなくなり、体のあちこちに痛みも出るようになりました。
  病院では「うつ病」と診断され、デパス(抗不安薬、精神安定剤)を処方されましたが、
  効いているのかどうか実感がありません。

 ・眠れなくなり、軽度の「うつ」と病院では言われましたが、
  薬を飲むのも嫌だし、自分ではそういう問題だとは思えません。

 ・倦怠感と時々起きる無気力と頭痛で「うつ」と診断されましたが、
  とにかく体がつらいので来てみました。

という方々が、当院に来院されています。

当院では、カイロプラクティックと操体法という手技を使い、
体の状態を良くすることで「うつ」の改善を目指します。

「投薬以外の方法はないのか?」、
「できれば薬を止めたい」とお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

 

「うつ病」の方には、こんな治療をしています

「うつ」に関しては、まず先に知っておいて欲しいことがいくつかあります。

1つは薬害についてです。
どんな薬にも副(害)作用があるのはご存知かと思いますが、
抗うつ剤、抗不安薬(精神安定剤)の副作用の強さと有効性への疑問は
色々な方面から指摘されています。

既に薬を飲んでしまっているという方も、一生飲み続けるわけにはいきませんので、
できるだけ早く減薬と排毒(薬の成分を抜く)を心掛けるようにお勧めしています。

抗うつ剤は自殺率を高めているというデーターもありますので、
ご自分の飲んでいる薬の副作用についてはネットなどで調べてみることをお勧めします。
特に多剤投与はリスクを高めるとの指摘もありますので、
十分にご注意ください。

もう1つ知っておいてほしいことは、
心理学やコーチングの世界では「うつ」を病気とはみなしていないということです。

ただ「気持ちが落ち込んでいる状態が長く続いているだけ」としています。

西洋医学ではうつを病気として扱い、
セロトニン(脳内化学物質)が減少しているということで投薬もするようですが、
セロトニンの量など関係しないという説もあり、そこに科学性は見られないので、
心理学やコーチングの世界では「うつ」を病気とはみなしていません。

気持ちが落ち込んでいる(感情)の状態というのは、
実は自分でコントロールすることが簡単です。

感情は、体の使い方(K)と声や耳から入る情報(A)と
何にフォーカスしているのかという焦点(V)によって出来ているものですので、
そこを少し変えるだけで自分の感情を簡単にコントロールできます。

当院では、「うつ」の方に対しては、
そういったこともお話しさせて頂いています。

実際の施術では何をするかというと、
「うつ病」に対しては精神面からのアプローチと肉体面からのアプローチがありますが、
私の専門は肉体面からですので、体全体を調整することで精神面の改善も図ります。

施術は体が本当はどうなりたいのかをきちんと見極めて、
カイロプラクティックや操体法で治癒力が上手く機能できるように行います。

神経学的なことから言えば、うつも自律神経失調症の場合と同じく、
頚椎1番に物理的なストレスが強くかかっている場合が多いのですが、

うつ病=頚椎1番の問題

とはせずに、常に「体が本当はどうなりたいのか」を診ながら
施術を行っていきます。

人間とは面白いもので、
精神的(思考や物事の解釈)なことよりも体の状態によって大きく心も左右されます。

体>こころ の関係です。

そして人は一貫性を持つものですので、
体の状態が変化すると、必ず心(感情)も変化します。

体調がすごくいいのに、精神的に落ち込んでいる状態を維持し続けるのは
矛盾していますので、精神的な状態も良くなります。

これは当院で「うつ病」の方の多くが改善されていることからも
よくわかります。

以上のように当院では、落ち込んでいてもやる気がでなくても、体がだるくても、
抗うつ剤や抗不安薬(精神安定剤)、マッサージ等の様な対処療法的なものではなく、
あくまでも根本的な対処を心掛けていきます。

その方が結果として早い改善も期待できますので、
臨床経験からしても症状を無理に「治そう」とはしません。

カイロプラクティックにより神経的な問題にアプローチするか、
操体法によって体全体のバランスを取りながら快適な感覚を味わってもらうかです。

実はコーチングの要素も活かしながら全体的にアプローチしていく
治療院は極めて少ないのですが、当院では根本的なところへ対処していくためにも、
あなたが持つ素晴らしい自然治癒力が最も働きやすいような環境を作る
お手伝いをすることを一番に心がけています。

もし「うつ」等の症状でお悩みでしたら、お気軽にご連絡下さい。

体が変われば、感情も変わります。

 

「うつ病」による様々な症状で来られた方からの感想と症例です

「うつ病」による、
頭痛や倦怠感などで来院された患者さんの感想と症例を紹介します。
興味のある方は、ぜひお読み下さい。

「もう少し早くに出会えたらよかったと思います。」
                  (うつ、首の痛み)

初めて行く病院は治療法など、とても不安でした。

でも通院するたびに首の痛みも和らぎ、
先生との会話よって、心の治療にもなり、
もう少し早くに出会えたらよかったと思います。

「こころカイロプラクティック」にふさわしい治療院です。
これからもお世話になりますので、よろしくお願いします。
             (S.Kさん 76歳 主婦 札幌市西区福井)

「抗うつ剤を飲んでいる方の症例です」
          (N.Yさん 39歳 フリーター 札幌市西区西野)

この方も初めはうつだとは告げずに、
首が痛い、体がだるいということで来院されました。

調整を始めて5回目位に、
「実はうつだったんですが、体調がだんだん良くなり、
薬の量も少し減ってきました」と告げられました。

その後はメンテナンス的に2週から月に1回程度来て下さって、
1年が過ぎたあたりに、「もう薬はやめました」との嬉しい言葉を頂きました。

更にその後になると、ゴルフに行ったり、ヨガを始めたりして、
今はすっかり元気になっています。
        

「うつ病と診断された方の症例です」
         (K.Mさん 47歳 会社員 札幌市東区)

初めはひどい肩こりと腰痛で来院されました。

この方はとにかく全身に力が入りすぎてしまって、
自分でも力の抜き方がわからないとおっしゃっていました。

「うつ病」と病院で診断されてからは、
仕事も休職してゆっくり過ごすことを心がけていたようです。

その間も当院に来られていたのですが、
次第に腰痛も肩こりもなくなり、半年ほどで職場に復帰できました。

今は完治とまではいきませんが、
体調もかなり改善されて、マラソン大会にも出場する予定だそうです。

もちろんこの方の回復は、
当院の施術による働きかけだけではなく、
ご家族の理解と協力があってのことだというのは言うに及びません。

ただ本人いわく「ここに来て助かった」とおっしゃっていました。
         

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