手根管症候群

当院では開院以来、月に10回程度、延べ1000回以上、
病院(整形外科)で手根管症候群と診断され、
手や指に痛みやしびれが出ている方の治療をしてきました。

手や指に痛みやしびれが出ているような症状を抱えている方は案外多く、
手根管症候群の他にも腱鞘炎とか首が原因との診断を受ける方もいます。

もし「手根管症候群」で手や指に痛みやしびれが出ていてお困りでしたら、
当院の治療方針について書きましたので、じっくりとお読みください。

 

手術を勧められましたが・・・

 ・朝方に手の痛みで目が覚め、鎮痛剤も効きません。
  手術を勧められましたが、治らないことも多いと聞き悩んでいます。

 ・中指の痛みとしびれが特に強く、
  朝は手を開くにも時間がかかります。

 ・使わなければ我慢できますが、
  仕事や家事をする時にはやはり気になります。

 ・いつでも指先がジンジンと痛むので、
  包丁を握るなど、家事がとても辛く感じます。

 ・手と指に痛みと痺れがあり手根管症候群と言われましたが、
  湿布も効かず、自分ではどうにもできません。

という方々が、当院に来院されています。

当院では、カイロプラクティックと操体法という手技を使い、
根本的な改善と予防を目指して施術に取り組んでいますので、
「どこに行けばいいかわからない」とお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

 

手根管症候群にはこんな治療をしています

手や指にひどい痛みや痺れ、こわばりなどの症状が出る状態ですが、
西洋医学的には、原因は不明とされています。

状態としては、
「正中神経が手首(手関節)にある手根管というトンネル内で
圧迫された状態です。それに手首(手関節)の運動が加わって
手根管症候群は生じます。」(日本整形外科学会)

ということですが、
カイロプラクティックや操体法的な視点から見ると、
また違った捉え方ができます。

実際に患者さんを診ていて共通していることは、
手根幹症候群と診断されたほとんどの方は、背中が平らです。

猫背の逆の状態ですが、
背中が平らだと肩は後ろに開かれるため、
手を使う時には過剰に腕が内側に入り込んだ状態になります。

そうなると腕全体が捻じれたまま使われるので、
循環障害(血行不良)や神経症状、
腱鞘炎などを起こしやすくなってきます。

そのため、実際の施術では腕の捻じれを意識しながら、
体全体のバランスを整えていくと、
結果として症状が改善されていきます。

もちろん1回で誰もが改善されるというわけではありませんが、
手術しかないと医者に言われた方にも、いい結果は出ていますので、
きちんとしたカイロプラクティックや操体法の先生になら
一度診てもらう価値はあると思います。

いずれにしても当院では根本的に対処するためにも、
常に体全体を診ていきます。

症状は体全体の結果でしかありませんので、
全体を調整することで初めて根本的な対処が可能になります。

当院ではそんな視点で施術を行っていますので、
もし「手根幹症候群」等でお困りでしたら、
お気軽にご相談ください。

 

手や指の痺れや痛みで来られた方の感想と症例です

当院に手根幹症候群で来院された患者さんから頂いた感想と症例を紹介します。
素晴らしい結果が出ていますので、ぜひお読み下さい。

 

●「布巾を絞ると手首が痛く、朝に痛む方の感想です」

釧路から4時間以上かけて息子さんの治療の付き添い来られたお母さんが、
手首がつらいというので、バランスを取るお手伝いを少しだけさせて頂きました。

状態としては、左手親指の付け根、左手のひら中央くぼみ部分に痛みがあり、
布巾を絞ったり、ひねる動作で痛みがあり、
朝方は特にジンジンと痛むということでした。

・施術後の感想

自分の症状を調べると、
「手根管症候群」と全く同じ症状でした。

治療法としては痛み止めの注射の他は、手術しかないと知り、
途方に暮れていました。

息子の治療で当院を利用した時、遠藤先生に数分の治療をしてもらい、
ウソのように痛みが取れてしまいました。

この痛みの原因が腕から来ていたとは、本当にびっくりしました。

手術しか治療法がないと言われている症状にも、
カイロは対応できるのだと本当に感激しました。

おかげ様で家事なども楽しく行えています。

親子共々遠藤先生に治療していただき、
体調の良さは何ものより大事な事だと感じさせていただきました。

当院を選んで本当に正解でした。
今後とも通い続けます。本当にありがとうございます!

 

●「両手に強いしびれと痛みがあり、目が覚める方からの感想です」

状態としては、両手に強いしびれと痛みがあり、朝方はこわばりもあって、
目が覚めてしまうということでした。

・施術後の感想

1回目の施術の後、まっすぐにできなかった膝がすっかり伸びるようになり、
手のしびれも幾分治まり、ぐっすり眠れるようになりました。

遠藤先生のお話のように、手のしびれや痛みもそこだけの問題ではなく、
体全体の調子によるものだと実感しました。

通うたびに楽になっていきそうで、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

●「指がジンジンし、手術を勧められた方の症例です」

3,4年前から両手に痛みが出るようになり、
この1カ月ほどは常に指がジンジンと痛んで、
特に朝がつらいという方が江別市から来られました。

この方は朝起きてから30分近くも指を完全に開くこともできず、
包丁を握ったり、布巾を絞るのもつらいので、家事をするのも困難な状態でした。

病院(整形外科)では、手根幹症候群と診断され、
私から見てもどうやらそのようでした。

約1ヶ月くらいリハビリに通い、
赤外線療法と電気、マッサージを試していましたが改善はみられないので、
お医者さんには後は手術しかないと言われていました。

ご本人は手術は嫌なので、手術しないで良くなる方法や、
体全体を診てくれる先生を探していたところ、
ネット上の口コミや評判を見て当院に行き着いたとのことでした。

確かに手根幹症候群のように指にむくみがあり、
痛んで手首も内側に曲げられない症状はありますが、
何もこれは指や手首の問題とは限りません。

実際にこの方の場合も操体法で体全体のバランスを取るように調整しているうちに、
ジンジンと痛んでいた指の痛みも左側はなくなり、右側もかなり薄れていきました。

そして初診の施術が終わる頃には楽に手を握ることもできるようになりました。

直接手や指の調整をしたわけでもないのに症状が改善されたのには、
ご本人も驚いたようでしたが、症状は体全体の結果に過ぎないことを
説明したところ、納得されたようでした。

この様に当院では症状を追わずに、

「常に体全体がどうなっているのか?」

「本当はどうなりたいのか?」

を意識して診ています。

それが根本的な改善に繋がり、より高いレベルの健康に貢献する
ことになると感じているからです。

病院で手術を勧められた場合でも、アプローチを変えることで、
改善されることは多々ありますので、もしお体のことでお悩みでしたら、
お気軽にご相談下さい。

 

●「朝方に手の痛みが強まり、目が覚める方の症例です」

一日中手と腕にしびれがあり、特に朝方は痛みとしびれが強まり、
目も覚めてしまうという方が口コミで江別市から来て下さいました。

この方は数ヶ月前から手がしびれてくるようになり、
病院(整形外科)に行ったところ、「手根幹症候群じゃないのか」
と言われたそうで、鎮痛剤を処方されました。

しかし鎮痛剤も効かなく、朝の痛みは耐えがたい位になり、
当院に来て下さいました。

調整は手に痺れや痛みがあると言っても、
そこだけをどうにかしようとするものではなく、
常に体全体の中でそこがどうなっているのかを診ていきます。

実際の調整は首(C5:PR)をアジャストした後に、
操体法で足首から体全体を整えた結果、
手も腕もかなり症状が軽減されました。

3回目の施術に来て下さったときには、夜に目が覚めることはなくなり、
5回目に来て下さったときには、手や腕にしびれは感じないということでした。

以上のように当院では根本的な治癒を目指すため、
症状を追わずに常に体全体を診ています。

その方が結果的に早い改ざんが期待できるからです。

もし手や腕の痺れ、痛みなどでお悩みでしたら、
お気軽にご連絡下さい。

 

●「手根管症候群と診断された方の症例です」

手がしびれて、夜も寝られないという方が札幌市厚別区から来院されました。

手根管症候群といっても、手にだけ問題があるわけでもないので、
まずは全身の状態を把握しました。

目立った所では、

・寝た姿勢で両腕を上げるのがつらいということ、
・同じく寝た状態で両膝を左右に倒してみると、
 右に倒しにくいということ、
・手首も指も痛くて(ツッパリ感)開けないこと、

でした。

なるほど、と思い、少し調整したところ、
腰の右への倒しにくさと両腕の上げにくさはすぐに改善しました。

この時点で患者さん本人は大変驚いていた様子です。

そして問題の手ですが、
どこをどの方向に動かしたり圧を加えると
いい感じなのかを、お聞きしながら調整したところ、
その場で手が開くようになりました。
(調整箇所舟状骨という手根の骨です)

何度も何度も手を開いたり閉じたりしながら、
嬉しそうにしていた様子が印象的でした。

この様に手根管症候群と診断され、
手術を勧められたような場合でも改善される例もたくさんありますので、
手術が嫌だという方はお気軽にご連絡ください。

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