腱鞘炎

当院では開業以来、少なくとも6100回以上は、
腱鞘炎からくる手首の痛みや指の痛みでお悩みの方の治療をしてきましたが、

多くの場合は腰痛や肩こりなどの治療に来ている時に、
「実は腱鞘炎で手首も痛いんですが・・・」とおっしゃっています。

腱鞘炎による指や手首の問題でも、当院では対応可能なケースがほとんどですので、
もし腱鞘炎による痛みでお困りでしたら、当院の治療方針について書きましたので、
じっくりとお読みください。

 

「注射してもダメなら、手術ですね」と言われましたが・・・

 ・子供を抱っこしていると手首が痛いので、
  思いっきり抱っこをしてあげられないし、授乳も大変です。

 ・出産後にばね指になり、子育てにも支障をきたしていましたが、
  病院では「授乳中だから何もできない」と言われました。

 ・手芸をしているせいか親指が伸ばしにくくなり(ばね指)、
  病院(整形外科)では手をあまり使わないようにと言われました。

 ・普段は気になりませんが、鍋やペットボトルのような重いものを持ったり、
  包丁を使う時に手首に強い痛みが出ます。

 ・指の腱鞘炎(ばね指)になり、病院に行くと副腎皮質ホルモン(ステロイド)を
  注射されました。暫くは良かったのですが、またつらくなります。

という方々が、当院に来院されています。

当院では、カイロプラクティックと操体法という手技を使い、
根本的な改善と予防を目指して施術に取り組んでいますので、
「どこに行けばいいかわからない」とお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

 

腱鞘炎にはこんな治療をしています

そもそも「腱鞘炎」とは何かということですが、
簡単に言うと主に指や手首に起きた炎症の一種です。

代表的なものには2つあり、ドケルバン腱鞘炎とばね指(弾撥指)に分けられます。

ドケルバン腱鞘炎とは手首に起きる炎症で、調理で鍋など重い物を持ったり、
長時間赤ちゃんを抱っこしている方などにもよく見られます。

ばね指(弾発指)とは指に起きる炎症で、指を思うように伸ばせなかったり、
無理に伸ばすと痛みが生じるような状態で、
デスクワークでマウスを使ったり、ピアニストの方にもよく見られます。

状態としては腱が肥大化して腱鞘や支帯に引っかかるというものですが、
腱が肥大化する原因は一般的には使い過ぎによるとされています。

ただ実際には指や腕をさほど使っていない方でも
腱鞘炎になる方はたくさんいらっしゃいます。

一般的な治療方法は、ステロイドを注射してみて改善されなければ、
手術をするという選択になりますが、
当院では手術しかないと言われた多くの方が改善されています。

そもそも腱が肥大化する状態というのは、
筋肉が緊張して循環が悪くなり、
筋肉や腱に老廃物がたまったために起こることです。

施術の方法としては根本的に対処するために全身を診ていきますが、
腕が捻じれた状態で使われていることが多くの原因にもなっていますので、
その辺りを特に意識してみていきます。

実際に腱鞘炎の方は前腕がこっている場合が多く、
前腕から全身に効くようなアプローチの仕方(皮膚の操体)で
施術をすると、その場で指が動きやすくなるということも
珍しくありません。

もう一つ良くある原因は、
前腕を構成する2本の骨(尺骨と橈骨)の関節が、
ゆるくなっていることにあります。

この調整はその緩みを閉じれば終わりですが、
そこが緩くなった原因というものがありますので、
必ず体全体を診て調整していきます。

これらの例からも症状は結果にすぎないということが良くわかります。

当院では根本的なところにアプローチしていくためにも、
症状を追うことはせずに、あなたの持つ自然治癒力が
最も働きやすいような環境を作るお手伝いをしていきます。

腱鞘炎等でお悩みでしたら、お気軽にご連絡下さい。

 

腱鞘炎で来院された方からの感想と症例です

当院に腱鞘炎で来院された患者さんから頂いた感想と症例を紹介します。
素晴らしい結果が出ていますので、ぜひお読み下さい。

 

●「心も体も楽になれる場所です!」(産後の腰痛、恥骨痛、ばね指)

産後の恥骨痛が気になり、初めて施術を受けました。
一度の施術で楽になり、子育てに忙しく通うことが出来ない私に
自宅でもできる方法を伝授してもらい、助かっています。

その後バネ指になってしまい、
整形外科を受診しても「体質、授乳中だから何も出来ない」と言われ、
正直このまま仕事や子育てにも支障をきたし、
治らないのではと不安になっていたところ、

遠藤先生を思い出し、きっと先生なら何とかしてくれると、
駆け込みました。

またまた一度の施術で指の動きが激変!!

そして、自分でできる方法を今回も伝授してもらい、
一安心しました。

心も体も楽になれる場所です!

施術中の先生の雑談!?も楽しみの一つです。
人間の治る力は凄いです。

医療関係者の私が実感したことです。  
(札幌市西区発寒 35歳 看護師)

 

●「ばね指で親指が開きにくい方の症例です」(ばね指、首のこり)

ばね指で右の親指の下の方が開きにくく、
特に朝がつらいという62歳の女性が札幌市西区西野から来院されました。

この方は2,3か月前から指が開きにくかったそうですが、
最近は物を持つのも不自由になってきたので、病院に行ったところ、
「歳だからしょうがないですよね、手術でもしますか?」と言われたそうでした。

半ばあきらめた状態で当院に来られたわけでしたが、
私はいつものように体全体のバランスが取れるように調整していきました。

この方の場合は特に右の前腕の緊張が強かったので、
右腕から体全体の調整を行ったところ、
開きにくかった親指もずいぶん軽くなったとのことでした。

後は自分でできることをお伝えしましたので、
大丈夫だと思います。

この様に病院ではステロイドか手術しか対処法もなく、
あきらめている方も多い「ばね指」ですが、

そこに負担がかからなくなれば勝手に改善される例は、
たくさんありますので、もし「ばね指」等でお困りでしたら、
お気軽にご連絡下さい。

 

●「手首を動かすと前腕が痛い方の症例です」(腱鞘炎 腰痛)

手首を動かすと前腕が痛いという方が、
札幌市手稲区明日風から来られました。

具体的には手首を甲側に曲げても、掌側に曲げても前腕が痛く、
コップも持つのが辛いということでした。しかも両側です。

手首・肘の関節の動きを検査しても大きな問題はありません。
でも痛みは出ます。

ここは一旦腕は置いておき、腰痛や背部痛もあるので、
全体のバランスを取ることを意識して調整しました。

具体的には骨盤の右側と胸の5番目、首の1番目を矯正した後、
体を左右対称に使えるようにチェックしながら、少し調整を加えました。

そして最後に改めて手首を動かして頂いたところ、
腕の痛みは完全に消えていました。

患者さんの感想は、
「えっ、何で? コップを持つのも痛かったんですよ!」とのことでした。
よい意味で期待を裏切ったようです(笑)

このように痛いところをわざわざ調整しなくても、
全体のバランスをとることで離れた場所の症状が消えるということも
よく起きます。

私は人の体を治せませんが、
患者さんが自分で自分の体を治していきます。

私の役割は治癒を少しだけお手伝いしていくだけです。

こういうことはよく起きていることですので、
症状に関わらずお気軽にご相談ください。

女性も安心できる無理のない調整で、
根本的な改善を目指してサポートしていきます。

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